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有益な人生の刻み方6

アップするのを忘れていた分です。


このお話はあくまで、フィクションです。実際の登場人物や団体及び法律等は関係ありません。

パラレルです。

ここのキョーコちゃんはたくましいです。


人生初めての女友達ゲット!



何の因果か今度はお嬢
どんな手段を使っても
悪縁は回避して見せます今度こそ!
私の人生初めての女友達ゲットします!





有益な人生の刻み方6





東京の小学校に転校して3週間がたった。今日のホームルームは夏休み明けにある、学園祭のクラス劇の配役を決めるのだ。

配役、何でも良いから取りたいけど、『あの子』がいるから、下手に役につかない方がいいかもしれない。


高円寺財閥のお嬢様


大体何で、財閥のお嬢がこんな庶民の学校に通ってんのよ!!私立に入学できないほど勉強が苦手なの!?この学校成績を発表したりしないから、わからないけど…いや、発表しない方がいいな…うん…あの子自分が一番でないと気が済まない性格だもの。ショータローと同じ属性だわ。関り合いたくないわ。あ!何やってんのよクラス委員長!!主役の投票をするですって!あの子以外が選ばれたりしたら、その子絶対に付きまとわれるわ。何でそんな事もわからないの!


「ま~主役が誰かなんて、投票するまでもないけど。一応、クラスの決定ですものね」

「(よく言うわ。たぶん、主役になるのは琴南奏江ちゃんね。本人も嫌な予感がしてるみたい…主役は演りたいけど、あの子に付きまとわれるのはイヤっと…言うところかしら…でも此のままだとな~・・・しかたない)あの~すいません。委員長。よろしいですか?」

「何ですか?最上さん」

「私、転校したてで、まだよくわからないので、仲のいい友達と一緒に準備出来る大道具とかの裏方がいいんですが…ダメですか?(ウル)」

「///そうですね…最上さんは、この学校の学園祭初めてだものね。クラスに馴染む良い機会です。皆さん、最上さんはこう言っていますがよろしいですか?」

『いいでーす!!』

「ありがとうございます。みんな(ニッコリ)」


よっし!!これで、主役になる事はなくなった。彼女は確か、今年度が終わったら私立のお嬢様学校へ転校するはず!本人が自慢しまくってたんだから、出来なくても、ココに留まる事はない。そうすれば、こんな不自由なことしないで済む!


「それで、最上さん。一緒に準備してくれる、仲のいいお友達は誰ですか?」

「え~と…奏江ちゃん…一緒にやってくれないかな?」


私は、彼女にアイコンタクトを送った。きっと私と通じるものがある彼女なら気付いてくれるはず!
彼女は、ハッ…!っとし、ニッコリほほ笑むと立ち上がった。


「よろしくね。キョーコ。一緒に頑張りましょう(助かったわ)」

「ありがとう、一緒にやってくれるのね。此方こそよろしく(どういたしまして)」


クラスメイトはその光景に拍手を送ってくれた。高円寺さんも『仕方ないわね』っという感じで拍手していた。
その後の投票で、高円寺さんが主役になった。まあ、そんなもんでしょ。

その日の放課後、私達は一緒に帰っていた。偶然だが、家が結構近くで、帰り道が一緒だったのだ。無言で二人並んで歩いていると、彼女がポツリとこぼした。


「…私達って仲良かったかしら…話すの、あの時が初めてだと思うんだけど…」

「そうね」


私が質問にハッキリ切り返すと、彼女はうつむいていた顔をガバっと上げ私に詰め寄った。


「じゃあ、何で仲良しなんて言ったの!!」

「……高円寺さんに一生付きまとわれても良いんだ……(ジト)」

「うっ、そ、それは嫌だけど…でも…なんで、助けてくれたのよ…?」


沈黙のまま並んで歩く。ある喫茶店の前まで差し掛かった。


「……そこの喫茶店の前で、店を覗いている貴方をこっちに引っ越して来て初めての日に見たわ。スーパーで買い物して、帰ってくる時も、まだいた……」

「///な、そんなこと聞いてるんじゃ///」

「次の日の朝ジョギングしてたら、貴方が前を走っていて、兄弟らしき人が追いかけてた……」

「だから、そうじゃなくて……」

「その時、会話が聞こえたの…貴方が女優になりたいって言ってるのが…それから、よく見かけるようになって、弟妹をぶん投げるのを見たときは、流石に引いたわ…でも、あれ遊んでただけだったみたいだけど…」

「見てたの///アレを…でも、それじゃあ理由になってないわよ…」


いつの間にか少し前を歩いていた私は、彼女を振り返った。


「私は女優になりたいの。貴方が女優になりたいように…」


彼女は、私の言葉に驚いて言葉を失っている。


「だから、こんな小学校の学園祭が原因で、あんな我ままお嬢様に夢を阻まれるなんて冗談じゃないわ。学園祭は一度っきりだし大切だけど、すでに目指すものがあって、それの邪魔になりかねない要因があるなら、何としても回避するか排除しなきゃいけないと思わない?」

「………」

「貴方は違うの?私は余計な事をしたのかしら?」

「いえ、そうね…その通りだわ。私は日本を代表する女優になるのよ」

「良いお返事。私は、色んな自分を作っていきたいわ。どんな役にだって魂ごと変えられる役者に」


お互い拳を向けていた。コツンと合わせ、顔を見合わせると、自然と胸の奥から笑いがこみあげてきた。
それから、近くの公園でお互いの将来の事や、家族の事なんかを語った。彼女はやっぱり私と似てる。あきらめが悪いところと、結構根性があるところなんか…。


「実は、芸能人になるにあたって、オーディションを受けたいんだけど、今受けても実力がないから、受からないだろうし・・・奇跡的に受かっても、土台が緩いと直ぐに潰されちゃうとおもうの。それで養成所のパンフレットを貰ってきたんだけど・・・みて、この金額!とてもじゃないけど、母子家庭の私には無理だわ。自分で稼げるようにならないと…」

「なによ!この金額!!庶民の敵だわ!!年齢不問のくせに、未成年からこんなに巻き上げるつもりなの!!」

「とてもじゃないけど、無理だから…ねえ、一緒に勉強しない?フィジカルトレーニングなら、ある程度までなら、自分で鍛えられるけど、演技は相手が欲しいし…実はこれが助けた理由…」

肩をすくめ苦笑いを浮かべる私に、同じような顔をした彼女の返事は―――

「確かに、わがままお嬢に付きまとわれたんじゃ、たまんないわ。いいわ。私達はライバルで戦友ね。一緒に合格目指して頑張りましょう」

「うん。頑張ろうね」


良い相棒が出来た。孤独な道のりだってわかってたけど、やっぱり演技に答えてくれる相手は欲しい。子供だけでどこまでやれるかわからないけど、二人で知恵出しあって、頑張るわ!



つづく

2011-05-22

戦友ゲットだ(わーい)一緒に頑張れる人がいるってのは心強いですよね。我儘坊ちゃんの次はお嬢、教室入って見た瞬間、頬が引き攣った事でしょう(笑)
お嬢は3年になったら、転校します。彼女達はヤレヤレと、その日ジュースで乾杯しました。
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神無月白猫

Author:神無月白猫
ここは、神無月白猫の管理する、ス/キ/ビ/の二次創作ブログです。

管理人は雑食というか、漫画なら結構色々好きなのでジャンルは増えるかもしれませんが、原作者様並びに出版社様とは何の関係もありません。
二次創作に抵抗のある方、また意味の分からない方は、これ以上の閲覧をお控えください。
ご覧になられる方は、自己責任にて閲覧してください。
無断による転用・誹謗中傷・荒らし行為もご遠慮ください。
以上、了承いただける方は各記事にお進みください。
                          開設日2011年01月16日
移転日2011年04月09日

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