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有益な人生の刻み方2

このお話はあくまで、フィクションです。実際の登場人物や団体及び法律等は関係ありません。

パラレルです。


ここのキョーコちゃんはたくましいです。



親子ではなく、女同士の会話です。


必殺技を手に入れました。
変質者だって撃退します。
世の中、敵がいっぱいです。
戦います!幸せな人生を手に入れる為!





有益な人生の刻み方2





母はまだ思考のループに陥っている。


おなかすいたな―。そう言えばお昼から何も食べてないや。ただ待ってるのも時間がもったいないし、なんかつくろ。冷蔵庫に何かあったかな?


母が現実に戻ってくるのをただ待っているのも時間の無駄と判断した私は、冷蔵庫の中身を確認したが、ろくなもんが入っていなかった。普段自炊しないのか、する暇がないのか、あるいは…出来ないのか…家もきれいにしてるけど、端々が汚い。この母は基本的な生活能力が欠如しているのかもしれない。


水と卵が少しにネギ…ビール…チーズ……一体、私は物心つくまで、どうやって育てられたのか、おおいに興味が出てきた。この部屋の持ち主が、赤ん坊の世話って…一体どうやったんだろう?とにかく、冷凍室にご飯があった。鶏肉も…コレを解答して、直ぐに食べられるのは、チャーハンか雑炊か、あるいは…でも時間掛かるから、やっぱり…う~~ん…あ、もう11時か…雑炊にしよ。楽だしvv


しばらくして、雑炊が出来上がった。ネギと卵だけのシンプルなのだけど板長直伝なのだ。良い匂い。カツオのだしがいい感じだ。食欲を刺激されたのか、母が現実に戻ってきた。


「お前…料理なんて出来たの…」

「料理ってほどの物でもないけど…おなかすいたでしょ、食べよ。話は食べてからでも良いし…」

「…ええ…そう言えば、話があるって言ってたわね…あまりのショックで、スッカリ忘れていたわ…」

「…旅館を出たいってのも、その一つだけど…それだけで、女将さん達は諦めてくれるかな…?」


御茶碗によそった雑炊を母に渡す。香の物(お漬物)をテーブルの中央にだして、私の分もよそって手を合わせる。それを見た母が慌てて手を合わせた。


「「いただきます」」


そう言えば、こうやって一緒にご飯を食べた記憶ないな…なんか変な感じだ…


チラっと母を窺うと、母もそう思ったのか、私を見ていた。目が合うと苦笑いを浮かべた。


「初めてかもしれないわね…『いただきます』なんて、一緒に言ったの…」

「そうだね…」

「…幼稚園に通うようになってからは、殆ど不破の家に預けていたから…」

「…冷蔵庫…ほとんど何も入ってなかったけど…普段は外食なの?それとも帰ってこないの…?」

「両方ね。遅くなるから、外食やお弁当を買って食べてるわ。家は寝に帰ってくるだけよ」


それなら、私の案は受け入れられる可能性が出てくる。


「……だったら、私が家で生活すれば、不破家に余計なお金を納めなくても良いんじゃ…私の顔を見たくないだけなら、生活費をくれれば、身の周りの事は自分で出来るし、お母さんとは生活サイクル会わないから、帰ってくる頃には部屋で寝てるわよ?」

「それもそうね。子供を一人で家にほったらかしなんて言われるのも嫌だったからという理由もなくなったんだし、むしろその方が良いわね。お前が自分の身の回りの事を自分で出来るなら問題ないし…戸締りと火の始末にだけは気をつけなさい。」


なんだかくすぐったいな、こんな穏やかな雰囲気でお母さんと普通の会話で食卓を囲むなんて…今までなら考えられなかったかも…強引なやり方だったけど頑張ってみて良かった…


「うん。それで、女将さんたちの事なんだけど…」

「それもあったわね。お前が殆ど一人だとわかったら、家に来ればいいなんて言いそうね…おかわりあるかしら…」


母は食べ終わった御茶碗を私に差出した…受取った私は、御代りをよそい母に渡す。自分の分もよそって席に戻る。


「お口に合って何よりです。確かに言いそうだね。善意で言ってくれてるから、強く拒絶するのも難しいし…」


私達は2人で考え込んだ。しばらくすると、母が良い考えが浮かんだように顔をあげた。


「……それなら、丁度いいかもしれないわね…あのお話、受けましょう」

「?…あのお話…?」

「東京に転勤の話が上がっていたの。でも、流石にお前を不破の家に預けっぱなしで東京になんていけないでしょう。世間体が…コホン、だからお断りするしかないって思っていたから…でも、良いタイミングだったわね。コレを理由に、不破の家にご挨拶をしに行きましょう。明日会社に行ったらお話がまだ有効か確認して来るわ」

「わかった。お話が決まったら家に電話して、私、直ぐに引っ越せるように、使わない物から荷物を詰め始めるから」

「明日、学校はお休みね。学校には私から電話するわ。転校の手続きも考えないと…」

「転校の件はまだ言わないでほしいの。ショータローに知られたくないから!!」


私の勢いに、母はのけぞって了承してくれた。そうだ、アイツとの縁を完全に切るんだ。


「学校か…ショータローが原因で嫌な思い出しかないからな~今度は友達作れるかな…」

「嫌な思い出…?お前、成績も生活態度も良好だって先生は言っていたけど…まさか、いじめに…」

「…アイツが私にだけなれなれしいから(怒)それで…ショータローを好きな女(こ)達にね(怨キョ発動!!)」


怨キョ。それは憎いあいつの事を思うと、いつからか現れる様になったこの子たち。この間、学校帰りに居た変質者も撃退したわ。


「(寒い、なんだか寒いわ)そ、それは災難ね。恋する女には、お前が付きまとっているように見えたんでしょうね」

「そうねそうだったみたい…」

「みたい!?今は違うの?」

「一年ほど前に友達が出来てね。旅行者だったけど一緒に毎日遊んだわ。その子が優しい子で、泣いている私を慰めてくれて…その人見てたら、アイツの何処を自分は好きなのか分からなくなってね。一つ一つ思い返すと、おやつは取られて、宿題は私の物を丸写し、お小遣いは全部巻き上げられて、挙句に私は旅館に居候してるんだから、自分の言う事を聞くのが当たり前みたいに見下しやがる(怒)私はあんたの奴隷じゃないのよ!!って思ったら、スッカリ気持ちがさめたの。今はその女達に私の知っている情報を流して、アイツが近くに寄ってくるのを邪魔してもらってるの。でも帰る場所は一緒だから…ほんと鬱陶しい(ニッコリ)」

「(笑ってるのに、なぜかしら底知れない物を感じるわ)それなら、お前から先生に言って、それから私が手続きの為に連絡しましょう」

「うん。わかった……それにしても…お母さんとこんなに話すの初めてじゃない?」

「そうね。なんだか子供と話しているような気がしないわ。お前があまりに大人びているせいか、まるで同僚と仕事の話をしているみたいだわ」

「それは良かった。子供嫌いな、お母さんには丁度いいね。無理にお母さんにならなくても良いよ。まあ、そういっても、私は子供だからまだ働けないし、金銭的な事とか保護者としては、面倒見てもらう事になるけど…家事とかは得意だと思うよ、お母さんよりは…」

「ウッ…確かに、家事は苦手だけど…お前はこんな性格だったのね…こんな事も知らないなんて、確かにダメな母親だわ」

「ゴ、ゴメン。アレはお母さんに私の言葉を聞いてもらうには、ああするしかなかったから…(アセアセ)」

「いいわよ…私はお前を否定しかしなかったんだから、何を言われても、たとえ、ショータロー君との事を聞かされても、まともに話も聞かなかったでしょうし、むしろ、お前を否定する為に、歓迎して、不破家に本格的に預けてたかもしれないし…そんな事になっていたら…ゾッとするわ」


母は心底ゾッとしたようだ。良かった…話が通じて、私もそんな事になってたらゾッとするよ。





つづく

2011-05-21

親子というよりは女同士の会話。ショータロー憎しですでに怨キョ達を召喚しているキョーコちゃん。これで変質者も撃退です(笑)
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神無月白猫

Author:神無月白猫
ここは、神無月白猫の管理する、ス/キ/ビ/の二次創作ブログです。

管理人は雑食というか、漫画なら結構色々好きなのでジャンルは増えるかもしれませんが、原作者様並びに出版社様とは何の関係もありません。
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無断による転用・誹謗中傷・荒らし行為もご遠慮ください。
以上、了承いただける方は各記事にお進みください。
                          開設日2011年01月16日
移転日2011年04月09日

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