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ACT175 父と娘は似るのかもしれない・・・

行き詰まったので、チョット気分転換


今さらながらに本誌妄想です。
ACT175 父と娘は似るのかもしれない~語りだしたら止まりません~






「カイン・ヒールって一体どこの大道芸人だったっけ?」


カツン チャリ


よし、振り向いた。ここは元ヤンキーのプライドにかけて…いやいや違うだろ!!彼女に絡んでどうする。俺が絡むのは、『カイン・ヒール』であって『彼女』じゃない!これじゃ、もてない男が気を引きたくて、悪態付いてるみたいじゃないか!もう大人なんだから、もっとスマートに行かないと(ナンタラカンタラ)


ふてぶてしい面をしながら、内なる俺が独りツッコミしていると、表情を変えもせずに彼女がポツリと声をこぼした。


『ダイドウゲイニン…』


どうも、俺の言った事が正しく伝わらなかったようだ。
しかも!!振り向いたのに俺の事はアウトオブ眼中ですか!?


彼女は顎に指を添えて考え込んでいた。水を2本持っているってことは、アイツの処に戻るのだろう。


「ああ…大道芸人…ね…(コクリ)」


意味がわかってスッキリした彼女は、ひとつ頷くとそのまま踵を返して、行ってしまう。


えぇーーー!!そのまま行ってしまうんですかーー!?絡んだ俺の立場はーーー!
どうしよう、早く、早く声を掛けないと、彼女が行ってしまうっ!
えぇいままよ!

「チョット!彼女。聞こえなかった?カインは何処の田舎もんだって聞いたんだけど?」

あぁーーーー!!違う、違う。これじゃあ俺の第一印象は最悪じゃないか!

「…イナカ……」

も、もしかして…また伝わってないのか…!?
英語でどう言うんだっけ?俺は自慢じゃないが元ヤンキーなんだよ。勉強は苦手なんだ。
近衛監督、通訳している彼女がこの状態なら、日本語を理解していないカインに絡むなんて無謀です!!一体俺にどうしろと!!
はっ!もしかして俺は監督に俳優として試されている?

「田舎…(コクコク スッキリ)」

えぇーーー!!またまた、一人納得して行っちゃうのーー!?
なんてクールなんだ。いや、周りに全然興味がないのか。俺これでも、俳優として固定ファンが付いてるんだけど…チョット傷つくな…
ん!?そう言えば昼は何処で食べてるんだ?弁当貰ってなかったよな?

「おい、あんた達弁当は貰ったのか?」

「……」

「だ・か・ら、昼ごはんは食べたのか?弁当貰ってなかっただろ」

「…大丈夫…持って来てるから…(ジッ)」

「(ウッ)な、なんだよ…(ゴクリ)」

「…アリガト…」

初めてまともに口きいてくれたーーー(パァ)あぁ!!でも、行ってしまうのね(グスン)つれないな~。
あ、これだけは聞いて置かないと。

「ねぇ、『カイン・ヒール』は映画とかはこれが初めてなのか?俺、海外の映画やドラマはたくさん見てるけど、名前聞いたことないんだけど…」

「……『カイン・ヒール』という名前で仕事をするのは初めてよ…」

「そうなんだ。だから、聞いたことないのか…ついでにもうひとついい?」

「何?」

「君達の関係は?」

「……カインは私の大事な人よ…///」

「(ガガーン!!)そ、そうなんだ(涙)…カインってどんな人なんだ?(強がり)ほ、ほら、俺は絡む事多いし…ヤッパリどんな人物か知っておきたいからさっ」

ショック!!大事な人って、大事な人って、大事な人って!!つまり…そう言う事ですかーーー!!


「カインは―――クールで、演技がうまくて、オフの時は緩慢で、他人には短気で、神経質で、浪費癖があって、手加減しないし、計画性はないし、おまけにダダこねて甘えて来るしもう、そんなの見たら『可愛いなー!!///コンチクショー!!///もっと色んな甘えた顔させてやろーかー!!///』って思ってしまうわ。もう、あの体で、子犬みたいな顔で甘えられた日にはもう――
↑注意:クーの息子自慢のオンパレード調でお読みください

彼女のカイン自慢はまだまだ続く…失恋したうえに、傷口に塩擦り込んで、ナイフでえぐられるみたいだよ…(涙)


遠い目で彼女の語りを聞くしかない俺の背後から、噂をしていた奴が現れた。


『セツ…』

『カインごめんなさい。待たせてしまって…戻ってお昼にしましょ』

『ああ(ジロ)ここで、何をしていた…』

ゾク!!殺気が出てるぞ!!これは演技じゃない!本気だ!コイツ本気で俺を殺害(やる)気だ!!
俺はただ話をしていた、いや、自慢されてただけなのに!!しかも…失恋の傷口をえぐるように(グスン)

『兄さんの自慢話を聞かせてくれ(違うだろ!)と言われたから、久々に語ったわ。最近は聞きあきたって、友達は相手にしてくれないんだもん。つまんない(プクー)』

『俺の事は、お前が知っていればいい。さあ、戻るぞ』


踵を返す時、奴は彼女の腰に手を当てエスコートして去って行った。


「…結局名前も聞けなかった…」


なかなか戻ってこない俺を心配した愛華ちゃんが探しに来てくれるまで、俺はその場に立ちつくしていた…




おしまい

2011-05-10

新キャラの感じが、まだわからないので、実物と違うかも知れません。
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神無月白猫

Author:神無月白猫
ここは、神無月白猫の管理する、ス/キ/ビ/の二次創作ブログです。

管理人は雑食というか、漫画なら結構色々好きなのでジャンルは増えるかもしれませんが、原作者様並びに出版社様とは何の関係もありません。
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無断による転用・誹謗中傷・荒らし行為もご遠慮ください。
以上、了承いただける方は各記事にお進みください。
                          開設日2011年01月16日
移転日2011年04月09日

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